風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その349+365+347)

『世間に評価されているものが必ずしもメジャーなのではない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 この駄犬。(挨拶)


 昨日に続き、温暖な気候。南風が強かった。しかし天気は晴天のためか、蒸し暑くはない。
 “メジャー”という言葉が指し示す意味を考えると、あまり明確な線引きが為されていないことに気付く。例えば一般にJ-POPというジャンルはメジャーだとは思うのだが、アーティスト毎に考えるとやはりメジャーなものとマイナーなものに分かれるだろう。しかし彼ら歌手は一般商業デビューする際に“メジャー”デビューをしている。ならば全員メジャーであると考えるべきなのだろうか。
 では趣味の分野などはどう考えるべきか。個人的に趣味の分野などほとんどはマイナーだと思っているが、一部にはそうではないと判断できるものもある。例えばアニメに限らず“ガンダム”というカテゴリで考えるならば、“ガンダム”は間違いなくメジャーであると言えるだろう。しかし“エヴァ”はどうだろう? 最近、某ブログで、ブログ内に貼られたエヴァのピンキーの画像を見た閲覧者からの投稿を受けた内容で「エヴァがマイナー?(そうではないでしょう、という意味)」という文章を見かけた。なるほど、確かにアニメとしての“エヴァ”は紛れもなくメジャーだろう。しかしピンキーの題材としてのエヴァはそうとも言い切れない。そもそもピンキー自体にどれほど知名度があるか知らないので確かなことは言えないが、少なくとも一般の誰もが知っているというようなものではないと思う。その中のエヴァピンキーは、やはりマイナーではあるまいか(もっともこれから数年間は劇場版の影響で“エヴァ”は総合的にメジャーにはなるだろうけど)。


 一方で鉄道関係や模型のように人口が多く、誰もがその存在を知っているもののマイナー扱いをされているジャンルがある以上、一般への認知度が必ずしも問題ではないようだ。囲碁・将棋など新聞に棋譜まで載っているのにも関わらず、メジャーという印象ではない(これには異論が多そうだが)。このことから、誰もが容易に理解できる内容でないものは“メジャー”とは呼ばれない傾向にあると思う。