風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その345+365+347)

『必死で当然。それが誇り、それこそが勲章』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 えと…、何でそんなに必死だったんですか?(挨拶)


 日中は快晴。とても暖かく17〜18℃くらいあったのではなかろうか。深夜には雲が広がったものの雨は降らず、暖房器具も必要なし。
 マニアの真髄とは、その熱中ぶりにあることは言うまでもない。彼らは採算性を度外視し、労力を厭わず、そして諦めない。誰に理解されることもなく、理解されずとも振り向かない。前へ前へと突き進む。それが当然にして必然であり、そこに疑問を抱くことはない。どんなジャンルであろうと、そのことだけは共通だろう。
 言わば、先鋭的にして深遠過ぎるその在り方が、時に奇異なものと一般には映る。理解できないものを放置できない狭量な人間の中には揶揄する者もいるが、当人はそうすることの虚しさに気付いているのだろうか。知悉することの快楽を知らない者の嘲りなど、そよ風ほども心をさざめかすことはない。


 自慢したいのではない。披露したいのでもない。ただ、知り尽くし、手中に収め、完成に近づくことが面白いのだ。そこに他人は介在しない。互いに影響を与えることはあろうとも、在るのは己ただ一人だ。