風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その341+365+347)

『心とは即ち現象である』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 まー神様か…………マ神?(挨拶@マッスルの神様)


 朝から昼間にかけては曇り時々晴れで、結構暖かかったが、夕方以降は雲が広がり雨となった。
 当たり前だが、心は胸の中になどない。というか、存在自体しないものだ。情動を生み出すのは経験を元に構築された脳内のシステムであるし、人格とは外界からの刺激に対して反応し、何らかの対応をするだけのものであって、心とは無関係だ。
 しかしそれは自分が自分自身の心を捉えようとした場合の話である。心とは他者との交流の中で、何かが通じた、と信じられた瞬間に発生する、一種の現象であり、それが起こった、と思い込む一瞬の幻想だ。ある意味で、誰の中にもなく、同時に誰のそばにも存在する曖昧な存在であろう。


 『BLEACH』の志波海燕が似たことを言っているが、心はいつまでも残っているものではない。それは記憶であり、感傷だ。例外的に人間性が込められた物品(美術品など)に心を視ることはあるが、基本的に一瞬の幻として消えるだけのものである。