風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その334+365+347)

『理解できないほどのクオリティは無視される』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 単軌道(レール1本)の列車は実在するのです。信じない人、多いけど。(挨拶)


 今日も快晴、気候は温暖。天気図は南高北低の夏の気圧配置で南風が入り込んだ。その影響で、場所によっては厚着などしていられないほど暑かった。
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 要するに『超硬』のようなハードコート技術に加えて、反射面に非腐食性の高い金を使うことによって経年劣化を抑えた製品だと思うのだが、一般的にこういった理屈が理解されるかどうかは疑問。純金が(ほぼ)腐食しないことすら解っていない人は多いと思う。また、記録面に使われているというAZO色素が何故、記録/再生互換に優れるのかは風鈴製作者も解らない(アゾ化合物であろうことは解るが)。


 確かにこの商品は売れなくはないとは思う。しかしどうして売れるかと言えば、“金”という存在の力が半分で、あとの半分はメーカーに対するユーザーの信用度というものがあるからだ。このようにクオリティ以外の部分で存在が認められるという現象は、先鋭的な分野であればあるほどに傾向が強くなる。つまり効果のみが突如として顕現したりすると、まったく理解されず黙殺されるのだ。