風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その317+365+347)

『貯蓄のコツは本当に欲しいものを買って、他は買わないこと。以上』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 北風ピーピュー吹いている。(挨拶)


 午前中に雨が降り始め、夕方前には止んだ。予報では寒くなり一時霙のおそれアリとのことだったが、終始、雨だったようだ(実際、それほど寒くは感じなかった)。深夜になり風が強まった。
 一時期、500円玉貯金というものが少しだけ流行った。今でも\100ショップに行くとたまに見かけるが、10万〜50万円貯まる金属製(多分アルミ製)の貯金箱に、コツコツと硬貨を貯めていくアレである。今でもたまにやっている人がいるようだが、実際にアレを満額まで貯められるのは一定以上の収入が定期的に入る大人だけだろう。
 しかしお金を貯蓄する上で、あれほど不合理でしかも危険な貯蓄法もなかなかない。何しろ基本的に硬貨を入れるものだから、なければ買い物をするなどして紙幣を崩さなくてはならない。これだけで余計な出費が増えそうだ。もちろん日頃から注意して貯蓄用の硬貨をストックしておけばよいのだが、忘れることだってあるだろうし、何より煩わしいことこの上ない。そしてあの貯金箱は見れば一発で貯金箱だと分かってしまう。空き巣に入られたら確実に持っていかれるだろう(実際、過去にそういう事件があった)。


 遊びとしてやるにはちょうどよいかもしれないが、真面目にやるような貯蓄法ではない。お金を貯めている実感が湧く、という心情は分からなくもないが、それなら貯蓄専用の口座でも開いて、カードや通帳を封印してしまえばいい。そして入金は口座振込ででも行えば完璧である。