風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その314+365+347)

『理論検証実験はできても、実現象による測定にはまだ及ばない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 アビィッ!(挨拶)


 曇りのち雨、夜になってからは雪。朝から寒く、昼間も気温があまり上がらない。夕方頃から降り始めた雨は深夜前には雪になり都心でもうっすらと積もった。
 経済産業省所管のデジタルコンテンツ協会の実験で、DVDの劣化・寿命に関するデータがある。それによると製品によって大きく寿命が異なることが露呈している。詳しくはこの記事で。
 まあ記録用DVDメディアが当初一般に向けて語られていたほど長期間は保存できないのは、頻繁に利用している人間の間ではすでに周知のことだが、しかしだからといって、必ずしも短期でデータが破損するかと言えばそうではない。実際、風鈴製作者が今までに記録したもので、CD-Rも含めて、現在読み出せなくなっているものは一枚もない(RWなどで繰り返し記録したものは除く)。海外製の安メディアも多数含まれているので、やはり環境に大きく依存しているのだろう。沖縄などの高温多湿地帯では劣化が凄まじいのではあるまいか。


 ただ、この手の実験はあくまでも理論値によって行われている。高光度の光を照射した、とか、高濃度の酸素内で放置した、など○○年分の××を加えたという形式の実験が多い。過去と比べればコンピュータによるシミュレーションが優れているのでかなり実現象に近い値が出るらしいが、まだ実際に一般的環境下に置いて経年劣化測定する方法には叶わない。その原因はいろいろとあるが、一番大きな要因は、現実では予想し得ない(シミュレーションでは想定されていない)要素が発生するからである。