風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その313+365+347)

『管理方法とは必ずしも一般化できない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 この世は所詮、まやかしよ!(挨拶)


 朝は寒いが昼間は暖かい。薄雲が見られたが、だいたい晴れていた。
 工業製品や加工食料品などは個体差が小さいため、その管理法はマニュアル化され、それを守っている限り、そうそう破損・故障・腐食などを起こすことはない。これはほとんどの製品がある特定の環境にのみ対応し(例えばこの国で一般的に売られている家電製品は極地環境では不具合を起こす)、比較的単純な構造をしているからである。
 しかし生き物、特に生物的に高等で広範囲に渡って生息域を広げるものはそう簡単ではない。元々が複雑な構造の上に、様々な環境に対応できるように許容量を大きく取っている。それだけならただ優れているように見えるが、しかしその分、若干の個体差が生じやすいのは間違いない。そういう種を一括りに考えて、固定のルールで語ることには無理がある。


 その際たるものが人間であり、健康管理にしろ、子供の育て方にしろ、とても一般化などできない。しかし世の中にはマニュアル本が溢れている。参考にはなるかもしれない(といっても風鈴製作者はまったく参考にならないと思う)が、全ては環境によって異なるものだ。それぞれの環境を理解し、判断を下すのが良いだろう。