風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その308+365+347)

『公共性とは一種の平等性に根ざしている。ならば全員に影響するものを優先するのは当然だろう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ずんずん積もる♪、とはいかない。(挨拶)


 朝から雪。気温は低く、昼間も降り続いたが、しかしそれほど積もることはなく、せいぜい3cmくらい。やろうと思えば雪だるまくらいは作れそうだったが、時間が取れず断念した。
 ガソリン税などの暫定税率継続の可否を国会で論じている。要は急なガソリン価格の高騰による生活への圧迫を解消するために廃止を求める野党側と、2兆円以上に及ぶ税収を捨てることはできないと主張する与党、という構図だ。
 個人的には廃止する必要は無いと判断している。野党は廃止しても経費削減で補填できると主張しているようだが、それはそれで行ったら良いだろう。何故、暫定税率廃止と経費削減をセットで考えているのか、よく分からない。そんなことよりもいつまでも道路特定財源であるガソリン税一般財源にする論議を進めるべきだろう。一般財源にすると道路が整備できない(作れない)、という主張があるが、それはつまり財務省に予算を申請しても認可されないような無駄な道路であるということを暗に認めているも同然ではないか。それでも作らなければならない、と言うならば、不正が横行しているのでは?、と勘繰られても仕方ないだろう。


 原油高に端を発する暫定税率に関する論議は、主にガソリンについて語られているようだが、それよりも寒冷地の生活必需品である灯油価格を抑えることを優先するべきではなかったのか。確かにガソリンは多くの人間が使っているが、その多くは運輸のために使用されている。一方、灯油は寒冷地ではほぼ全住民が使用するものだ。公共の観点から言って、早期に緊急の補助予算を組んでも良かったと思う(もちろん運送費用の上昇も間接的に生活に影響するが)。