風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その287+365+347)

『スタンス無き者に、恥や品格は持ち得ない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 あっさり忍び込める宮殿。(挨拶@OO)


 朝は比較的暖かかったが、昼になるにつれて強い寒気が入り、寒くなった。天気も下り坂で、8時頃には降り始めた。雨は日中ずっと続き、18時くらいにはだいたい止んだ模様。東京では雪になることはなかった。
 『○○の品格』という本をたまに見かける。どういった内容の本なのか読んでいないので知らないが、まあタイトルの通り“品格”というものの定義に始まってそれぞれの立場(○○に入るモノ)に相応しい形を説いているのだろう。
 個人的に読む気はまったくない。品格は他人に説かれるようなものではないと思うからだ。他人に説かれるような普遍的なものならば、それは常識やマナーの類ではなかろうか。品格とは己のルールやスタンスに対して、恥じいることのない生き方をしている者に自然に身に付くものだと考える。だから逆に言えば、自分のスタンスというものを確立できていない人間には品格は備わらない。そういう人間は恥というものを感じない、感じたとしても別の機会には容易にそれを翻してしまうからである。


 “品”を説くことは“恥”を説くことと切り離せない。“恥”の伴わない“品”はただの虚飾だろう。そしてすぐに剥がれ落ちる。