風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その260+365+347)

『何事にもアフターケアが必要だ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 トリガァァァァ、ハッピィィィィッッッッ!!!!(挨拶)


 今日もいい天気。少し風が強く、パラパラどころかバラバラと木の葉が落ちていくのが壮観。――――さて、掃除の時間だ。
 話題沸騰(不謹慎)の長崎県佐世保の散弾銃乱射事件について。
 個人的に犯行の動機には興味がない。散弾銃を無闇に乱射して破壊の限りを尽くした上に、無関係の人間を複数人巻き込んだことも、自棄になった人間にはままあることである(もちろん許されることではないが)。ただ犯行の手段として用いた凶器が銃器だったことが、この事件を一層、際立たせていることは間違いない。
 早くも各所で、銃など狩猟目的であろうと個人所持禁止にすればいい、という極端な意見が見られるが、今回の件で重要なのは銃器及び銃弾の所在把握と管理の問題である。もちろん銃火器銃砲刀剣類所持等取締法により、所持するには一丁ずつの許可制(個人に交付される免許だと思っている人がいるようだがそうではない)となっている。だからどの銃が誰の元にあるのかは全て登録されているし、それを確認するために定期的に巡回もある(※ただ聞いたところによると、その精度にどうも地域差があるようで、あまり厳密なチェックをしていない場合もあるらしい)。
 今回の犯人の場合、銃器の数はともかく、銃弾を違法に大量所持(銃弾の個人所持は800発までなのに対し、2700発所持していたとのこと)していた。こればかりは販売している側の落ち度であるし、ひいては最大所持数を定めておきながら、それを容易に調べることができるようなシステムを開発していない公安委員会の失策だ。推測だが、法で規制されているような物品にもかかわらず、販売店側の繋がりが希薄なのではあるまいか。所持数など販売するごとにデータ化してネットワークで共有化すれば簡単に調べられるようになるはずだが、多分、そういうシステムではないのだろう。


 また所持者の人格を量るひとつの案として、ライフル銃のように(ライフル銃は散弾銃を10年以上継続所持していることが所持の条件になっている)散弾銃や空気銃の所持にも、何らかの実績(ハンティングクラブx年以上所属、狩猟参加回数y回以上など)が必要にすればよいのではあるまいか。販売店からは営業上の苦情が出そうだが、これが一番現実的だろう。