風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その255+365+347)

『考えれば分かることを、知らなかった、とは片腹痛い。何もかも面倒見ろと言うのか。それは白痴というものだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ねんどろいどぷちって、ピンキーみたいな商品路線なのかな?(挨拶)


 朝は快晴だったが、徐々に雲が広がった。夕方前には完全な曇天となり、ポツリポツリと雨粒も。しかしそのまま降りだすことはなく、じきに薄曇りへと移行した。気温は平年並みだったようだが、寒くは感じない。湿度のせいだろう。
 今年の夏ごろからサブプライムローンの破綻(この表現が適切かどうかはさておき)による経済的損失によって、経済不安が世界的に波及している。ついこの間、アメリカ大統領がそれに歯止めをかけるため、具体的な対応策を発表したが、正直あまり効果は期待できないと考える(現状で支払い不可と判断される負債者の金利を最大5年維持したところで、完済できるわけがない。そもそもその間の差額は誰が負担するのだろうか?)。
 サブプライムローンとは一定期間の低金利が保証され、それが過ぎると高利率になるという住宅ローンらしいが、こういった形態のローンが急速に普及したのは、経済的に好調が続き、負債者の雇用や収入の上昇が見込まれていたからだろう。もちろんそんなわけはなく世界的に資本主義経済は停滞期(よくても低成長)なのだが、いまだに“明るい未来”、“伸びる経済成長率”を喧伝して“ナニカ”を煽っている人は存在する。それに乗せられた結果(ツケ)が出た、ということであろう。


 サブプライムローン金融商品を大量購入して損失を出している各国の金融機関はそういったことが分からなかったのか、それとも他の債権と複合化された商品だったために、サブプライムの存在に気付くことができなかったのか。…せめて後者だと信じたいところだが、損失額が12桁円となると…。