風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その210+365+347)

『契約履行の条件を満たさなければ、契約が履行されないのは当たり前だ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 こーごえそーな きせーつにきーみは♪(挨拶@風すげえ)


 超高速(時速70km)で台風20号が接近。朝はまだ雨はしとしとと降っているだけだったが、夕方前から急速に風が強まった。風向きを読み、常に風上に傘を向けていないとほぼ確実に傘が破壊されてしまう状況。街には壊れたビニール傘が累々とその屍を晒していたが、風鈴製作者の傘はまったく破損しなかった。ちょっと誉めてあげたい気分。
 最近、保険会社から保険金が適正に払われていないことが問題になっているらしい。少し資料を読んでみると、契約内容が煩雑だったりで利用者が契約内容を把握しておらず、当初、想定していた金額が受け取れなかったり、あるいは顧客側から請求しなくてはならないケースで、そうとは認識していなかったために受給されないまま期限が過ぎてしまったりで支払われない場合が多いらしい。
 要するに保険会社側が用意した契約内容が複雑すぎて利用者の不便を強いており、故に保険金未払いの原因は保険会社側にある、ということらしいのだが……どこまで甘えれば(甘やかせば)気が済むのだろう。その一言に尽きる。


 利用者が請求しなければ支払われないということがおかしい、というならば、他のどんな保険契約よりも単純なシステムでありながら、自己申請しなければ一銭たりとも支払われないものがある。そちらの方がよほど悪質ではあるまいか。