風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その198+365+347)

『価値観や生活様式の異なる相手に、自身の主義を押し付けることは暴力と変わらない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ペッシェ、なんでこんな強気なん?(挨拶)


 今日も曇りで、直射日光は見られない。当然、気温もさほど上がらず、混雑している室内で上着を着たままでもまったく汗をかかなかった。
 今日は久しぶりに中野ブロードウェイに行ってみた。一般的にはあまりそうは思われていないが、秋葉原と肩を並べるほどのオタク御用達地帯である。
 とは言っても、その趣はかなり異なる。秋葉原が最新のアニメやゲームキャラを中心としたオタク文化だとすると、中野は怪獣やSFものを中心としたおたく文化といったところだ。しいて言うなら、前者が21世紀的文化で、後者が20世紀的文化である(やや語弊があるし、今日、見て回った感じではだいぶ秋葉原文化に侵食されていたが)。
 だから、というわけではないが、中野に行くと秋葉原ではあまり見られないレアアイテムがあったりするし、レンタルショーケースも多いので、取り扱われている範囲も非常に広い。とても雑多な印象で興味の無い人にとっては混沌とした場所だが、その分、いろいろと探し回る価値のある場所である。特に4階を一周してみると、2体の怪奇物体に会えるはずだ。ビビらず観察してみることをお勧めする。


 秋葉原は完全に商業主義に飲み込まれているので、そういった雑多さや煩雑さからはやや遠ざかりつつある。別にそれはそれで利点も多いので文句があるわけではないが、洗練される過程で削ぎ落とされ失われていくものがあるのは事実だ。