風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その196+365+347)

合体!

『作った達成感が得たいのではない。作ることそのものが楽しいのだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 銀のエンゼルってさ、5枚集まる前になくしちゃうんだよね。(挨拶)


 朝は少し暖かい感じだったが、昼間は平年並みか。夕方から風が吹き、やや涼風というには冷たい空気となった。天気は曇り。
 たまーにどうでもいいような工作がしたくなるときがある。倉庫に転がっている木切れや余ったプラ板を見かけて、意味不明な犬小屋もどきを作ってみたり(すぐ潰した)、大学時代にサークル活動で余った木材で台座をでっち上げてみたり(現役でゲーム機台となっている)、とにかくいらないものや余りものを寄せ集めて、何かの形にしたくなるときがあるのだ。
 おそらく何らかのインスピレーションに従って行動に出ていると分析するのだが、完成品を見てみると、どうにもそのイメージには重ならないし、届かない。そもそも現物をイメージに100%合致させることを目標にするほど精密には作製していないし、加えて風鈴製作者にはそれだけの技術がない(道具もない)。だが仮に経験を積んだ上で、全力を持って作製しようとも、脳内にある形と同一のものが作れるとは思えない。それくらい人間の体は不自由だと思う。ただ重要なのはその理想(イメージ)に向けてどれほど邁進できるかが、熟練への道であることは確かだろう。
 で、今回なんとなく適当に作ってみたのが↑である。いらないスライムキーホルダーを6個、接着剤で接着してあるだけ(上2段の4個は乗っているだけ)だが、瞬間接着剤では融けてしまう素材だったので通常の接着剤を用いている。あまり接着力の強いものではないので、端を摘んで持ち上げたりすると重量に耐え切れず千切れてしまう。この状態からキングスライムへの集合変態を三次元的に正確に表現するには、最下段の下に3個のスライムを差し込まなければならないのだが、今のままでそれをやれば崩壊することは確実だ。


 解決方法は2つある。ひとつはより強力な接着剤を用いること。もうひとつは三角に並んだ6個のスライムの下に心棒の役割を果たすものを貼り付けるかだ。――――こういったことを考えるのが面白いから、たまに工作がやりたくなるのかもしれない。