風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その161+365+347)

『ふたつめの山に登ろうと思えば、今いる山を降りなくてはならない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 なんか秋葉原のアニメションプ連動企画でらき☆すたフェアとかやってるようで。(挨拶)


 朝はやや曇っていたが、すぐに晴れ渡り暑くなった。しかし夕方頃から風が吹き始め、夜はそこそこ涼しく。窓を全開にしている分には安眠可、といったところ。
 『らき☆すた』の、というか泉こなたの話。
 オタク趣味(非腐女子)の少女、という設定は実のところそれほど目新しいものではないのだが、まあ“泉こなた”というキャラクタが他と一線を画す部分といえば、彼女はオタク文化、およびそれに付随する特性の集大成なのであって、現実にいる大多数のオタクの実像ではないということころか。
 実際のオタクは、世間一般が思っているほどオールラウンダーではないと思う。オタク=漫画・アニメ・ゲームを網羅し尽くした人間、というイメージが強いように思われるが、風鈴製作者の見る限り、それら全てに渡って熟知している人間はそうそういない。ある一分野に特化した人間がほとんどだ。


 そういう辺り、こなたというキャラは実に創作的だ。『らき☆すた』という作品を回すための狂言回しとしては最適だったと言える。まさに主人公、といったところか。