風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その147+365+347)

『本当に品質が良く大人気ならば宣伝はいらない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 アレ、ギガスマッシャー撃たないの?(挨拶@ガイバー)


 昨晩の雨のおかげか、朝は空気も澄み涼やか。午前中はやや曇りがちだったが、午後は晴れ渡って暑くなった。しかしもう先週ほどの勢いはなく、夏は確実に終わりに向かっている。
 故あって今日は汐留に出向いた。一年半位前から都市としての汐留がやけにピックアップされていたのだが、風鈴製作者的には、ふうん、程度の興味しか湧かなかったので今まで行ってみたことがなかった。しかし今日、少しばかり歩いてみて思ったことがある。


 何さ、この過疎都市は?


 いくら土曜だとはいっても、車道にはまるで車が走っていないし、人もほとんど歩いていない。かろうじて日本テレビの周辺には親子連れがいたが、それ以外のビル群の合い間は風が吹き抜けるばかりである。
 別にとても賑わっている盛況な街をイメージしていたわけではなく、無闇に高いビル群があるだけの街だろう、とは思っていたのだが、それに輪をかけて伽藍堂な印象だった。――――ああ、だからわざわざメディアで取り上げて盛り上げようとしてたのか。


 不必要なものや、さほど有益でないものは何をしようとも、程なくして衰退する。一時的に盛り上げることは可能だろうが、問題なのは盛り上げに対する効果の対費用だろう。