風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その141+365+347)

『住み分けを求める人ほど感性が鈍いものだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 迷子のお知らせを致します。(挨拶@コミケは原則、迷子案内はしないはずでは?)


 午前中は曇っていたが、正午前から快晴に。しかし結果としてそれほど暑くはならず、30℃台前半といったところ。夜には再び曇りとなった。
 というわけで3日目に参戦。しかし昨日からどうも頭痛がするのだが、それでも不参加などとはまったく考えないのがコミケ参加者の業か(いや、ちゃんと体調と相談の上だけど)。
 毎回、だいたい同じ時間に会場に到着しているので分かることなのだが、参加者そのものの増加もあるのだが、同時に徹夜や早朝来場者(各種交通機関を用いず、徒歩や自家用車で来ている人)が確実に増えている。準備会としても頭を抱えるところだろうが、現状ではあまりの人数に迂闊に規制できないというのが実情か。どちらかというと、準備会が何かするよりも、サークル側や企業が対策する方が有効なのだが、それについてはあまり期待しない方がいいだろう。…まあいい、つまらない話は止めよう。
 ともあれ、混雑振りは相変わらずではあるが、やはり歩き回って良い書き手を探すのは楽しい。別にそういった人材を掘り当ててどうこうするという意味ではなく、自分にはない感性や発想に触れるのはとても有益だということ。風鈴製作者は漫画書きではないが、それでもジャンルを越えて影響するものはあるのだ。


 一般参加者の中で、壁サークルを回るよりも島中を歩く方が面白い、という意見を持つ人は、自覚的であるなしに関わらずそういう動機を持っていると思う。確かに漫画は絵は上手い方がいいし、お話も起伏に富んでいてスリリングな方がいいだろう。しかし最もそれが求められるのは商業用の漫画なのであって、必ずしも“漫画”そのものに必要なものではない。