風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その134+365+347)

『幸せになる、ということは価値観のひとつを不動にすることである』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 犬っぽい人と猫っぽい人はどちらが好きですか?(挨拶)


 今日も朝から快晴。気温は上がったが、しかし湿度は少し低くなったようだ。夕方以降、風が吹き始め、夜はそれなりに涼しくなった。
 現生人類の社会的な大きな転換期といえば、まず挙げられるのは狩猟・採集生活から農耕・牧畜生活に移行したことだろう。これによって不安定だった収益はある程度一定となり、また余剰生産が可能なことにより、生産以外の専門職が生まれ、社会は広がりを見せ、文化は発展した。
 そうやって現在の文明は作られてきたわけだが、そろそろ行き詰まりを見せているのは明白だろう。行き詰まり、というと悪いイメージを抱きがちだが、ここ数百年の文明の発展加速が異常な状態だっただけで、それが終息(収束)に向かっているだけのことで、ここから先は今までのような“発展”ではなく、“維持”の時代だということだ。


 おそらくそれに合わせて、生産も今までとは違う形になっていくと思われる。エネルギーの問題さえ解決すれば、食料は現在のような自然環境に依存した生産体制ではなくなるだろう。