風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その125+365+347)

『増えれば進化?減れば退化?そうじゃないでしょう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 また本が積みあがり始めたなぁ…。(挨拶)


 朝は晴れていたが、徐々に曇り空に。夏らしく蒸し暑くなったが、台風5号日本海を北東に進んでいる影響か、風が強く、いくらか体感温度は低くなっている。
 人間の持つ歯の本来の数(すでにこういう表現に違和感があるけど)は32本ということになっている。これが現代までの文明の発達の結果、親知らずが生えてこないケースが増え、結果として28本の人が増えている。さらには、24本までしか生えない人も徐々にだが増えているようだ。(記事
 これを多くの人間は退化と捉えている。確かに“退化”の定義には器官の縮小・単純化というものがあるので、間違ってはいないが、しかし、歯が減ってきているのは文明が進歩した証拠でもある。これは物事が好転しているという意味で“進化”だと思うし、何より不必要なものをいつまでも有しているという不合理性を排除する生体としての機能が、今でも人間に備わって証拠でもある。別に悲嘆するようなことでもない。


 どちらかというと気にするべきは歯の本数よりも、顎の脆弱さの方だろう(顎関節症とか)。その辺り、もう少し本質的な話をするべきだと思うのだが、しかし分かりやすさ優先なのか、数字で示せる歯の本数で語る傾向は昔から変わらない。