風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その70+365+347)

『他者のミスで被害を受け非難するのはいいが、それを予想し避けることしない愚かさ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 金のエンゼルって見たことないんだよ。(挨拶)


 雲が多く、あまりよい天気とは言えない。北側の寒気団が強く、全国的に落雷や突然の豪雨が頻発しているようだ。梅雨入りはもう少し先の様子。
 年金の支払い記録の不手際が騒がれている。5,000万件ほどの記録が誰のものか判らず宙に浮いているらしいが、どうやらその多くが年金番号の統合時(昔は年金の種別を切り替えるたびに番号を割り振っていた)に、何らかの手違いから本人のものとして扱われなかったことが原因の模様。つまり責任を問われるべきは当時の事務処理を監督していた人間であり、現政権ではないような気もするのだが、かといって監督者個人に全責任を負わせられるわけもなく、結局、文句は現政府が受けて処理するしかない、というだけのこと。
 それにして今回、不思議だったのは、自身の年金加入を証明する書類を持っていない人の多さである。中には年金手帳すら無くしてしまっている人もいるようで、随分と無防備な人だな、と思う。転職を繰り返すなどであまりに管理が面倒だったと想像するが、少し国を妄信しすぎではないか? 国は一応、国民の情報を全て管理しているわけで、ある意味、もっともデータのミスが起きやすい組織だとも言えるだろう。一個人としては警戒するのはとうぜんではなかろうか?


 今回のことは、なんでも国が守ってくれるに違いない、という期待の大きさがとても感じられる。その大きさゆえに、裏切られた、という思いも大きいのだろう。…個人的には過度の期待だと思う。自分の身を自分で守るという意識が低い証拠だろう。