風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その59+365+347)

『他人の所有物を無断で処分するなど論外であるが、おそらくその行動原理は相互扶助にある』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 まあっ、親に逆らうっていうの!? ああ、逆らうとも!(挨拶@ドラ)


 健やかに晴れたが、気温はさほど上がらず。早朝はとても涼しかった。
 最近、家族や同居人が無断で自分の物を捨てる・売るなどした上に、何の謝罪もないという話をいくつか耳にする。風鈴製作者は親だろうが兄弟だろうが配偶者であろうが、他人の所有物を勝手に持ち去ることは許されないことなど当たり前だと思うので、なにその玉子さん(のびママ)?、と非常に不可解な面持ちになる。
 刑法上、同居人及び親類関係にある者同士に対して窃盗罪は適用されない。ただし、それらを廃棄する、あるいは売却して利益を得たにも関わらずそれを返還しない場合はその限りではないらしい。あまり詳しくは知らないが、すでにそういう事例があるようだ。
 上でのび太ママ(頻繁にのび太の所有する漫画を捨てる)を例に出したが、こういう話をすると、多分、何割かの人はその金銭的価値、あるいは社会的価値を問題にすると思われるが、もちろんそんなことは関係が無い。例えば、もう二度と会えない親友から貰った手作りの品、などは金銭的にも社会的にもそう大きな価値はないだろうが、本人にとってみれば非常に重要な品物であろう。こういったものを補償の対象にしないのであれば、それは所有者の人格を認めないことと同じだ。それは人非人の所業である。


 趣味で所有している、一般的には何の価値も無いようなものも同様である。同時に、買い直せるようなものであろうとも、そうすれば済む、ということではない。その辺りを理解できない(しようとしない)人間が、この国にはやや多い。とても偏狭な国民性だと言わざるを得ない。


追記
 もちろんその物品が、そこに存在しているだけで周囲に被害をもたらしているのであれば別である。その場合は、当人にその旨を伝え、それでも処分しないならば、裁判に訴えかけるべきだろう。