風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その53+365+347)

『権威とは、結局のところ実体の伴わないものだ。故に当人が亡くなった後には“組織”がそれを受け継ぎ、徐々に衰退する運命にある』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 とても的確だし、ある意味、思いやっていると言えるのでは?(挨拶@お前、頭、悪いな)


 晴れ続ける。空気が乾いている限りは文句はないが、しかし徐々に湿度が高くなっているなと感じる今日この頃。しかしここ数週間、頻繁に目にする修学旅行生にとっては喜ばしいことだろう。
 なにやら外国人漫画家を対象にした『国際漫画賞』が創設されるらしい(発表したのは例によって麻生外相)。マンガのノーベル賞のようなものにしたい、と述べたらしいが、随分と強気な発言だ。
 確かにこの国の漫画産業は世界的に見れば異常なほどに大きい。そもそも一般書店に当たり前のように漫画のコーナーが存在する国は他には存在しない(らしい)。しかし、ここ10年でそういった状況も徐々に変わってきているらしく、ヨーロッパでも漫画の地位は変わっていているようだ。そういった現状を見て、今回のような賞を設立することによって、漫画という分野において主導的な立場を確立したいという考えなのかもしれない。


 まあ、賞の設立に関しての賛否には触れない。個人的に関係のないことだし、仮にこの賞を受賞したとしても、それほど作品としての価値に影響するものではないだろう。ただ、審査員が日本の漫画家らしいのだが、将来的には他国の漫画家、あるいは業界人も入れなければならない状況になると思う。そうしなければ、結局独りよがりの、誰にも相手にされない賞となるからだ。


追記
 ところで、そんな漫画の振興策が進んでいる中、著作権法の非親告罪化の話が進んでいるとか。警察が判断する?バカな。