風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その27+365+347)

『実利を求めるならば結果だけが出ればよい。そこに過程を考慮する余地はない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 11と13と17。(挨拶)


 少し曇っていたが、大体晴れ。暖かくもなく、寒くもなく、凡庸な一日。
 JR東海が2025年を目標に、リニアモーターカーを営利実用化し、中央新幹線を開通させるという発表をしたらしい(記事)。
 リニアといえば、風鈴製作者が子供の頃から、近い未来に実用化すると言われてきたものだが、どうもここに来て、ようやく実現しそうである。まあ、更に20年近くも先の話なのだが、まあそれ以上、長期間に渡り延期することはないだろう。
 風鈴製作者が子供の時分には、まだ世間はバブルに浮かれていた時期で、貿易摩擦という言葉が全盛を迎えていた時代だった。だから多くの人がまだまだ経済の飛躍的発展を信じ(込んで)ていたし、リニア線の早期開通も現実味を帯びていたのだ。足元を見ずに遠い先に用意された幻ばかりを見ていたため、浮かれきって、自分たちの目算の甘さや盲目さに気付いていなかったが故の妄想だったということだ。


 もちろん現在においても、景気回復だ〜、と阿呆のように煽っているところもあるが、20年前と比べると、幾分か冷静になっただろう。学習したということだ。だから上記の計画も大きく変更されることはないと思う。――――ただし、それが営利的に成功するかどうかは別問題だ。正直、運輸手段としてはともかく、人を乗せる車両としてはかなり疑問を投げ掛けざるを得ない。さてさて、どうなることやら・・・。