風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その23+365+347)

『まずは必要かどうかで判断すべきなのは、どんなものでも共通だ。別に悪いことでもなんでもない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 4時くらいに、地面が湿った程度ではあるが、雨が降った。朝には止んだものの、日中は曇り。昨日や一昨日と比べるとやや涼しげ。
 今日から新たな電子マネー規格の『nanaco』がサービス開始されたようだ。27日には『WAON』も発行され、いよいよ乱立が目につくようになる。
 有体に言ってしまえば、どの規格を選択しようと使用できる店が多くなければ意味を成さないわけで、現状でその趨勢は分からない。ただそう遠くない未来には、複数の規格に対応したリーダーが一般的になるであろうことは明白だ。顧客の利便性を考えたら当然のことである。結局、クレジットカードのときと同じことになる。
 しかしそういった金融管理を専門に扱わない一企業がいつまでもシステムを維持できるかは疑問だ。やはり早々に勢力を拡大できず、存在価値の低い規格は消えていくか、他の規格に吸収されるだろう。SuicaPASMOはそのまま生き残りそうだが、WAONはかなり危ういと思う。nanacoは……微妙なところ。あとはクレジットカード会社がこのままではいないだろう(JCBQUICPayなどは早くからトヨタと提携関係にあるため、愛知県方面では急速に普及しているとか…)。


 現状、自身の生活に最も必要などれか一枚があれば充分であることには違いない。電子マネーが完全に世間に浸透するのはもう少し先の話だ。焦る必要はまったくない。焦れば踊らされるだけである。