風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その358+347)

『未練がましい人間は、その多くにおいて、もう後悔などしていない。していれば、別のアクションを起こすだろう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 毎度のことだけど…、本って重いなぁ…。(挨拶)


 昨晩から徐々に曇りはじめ、夕方前には完全に雲に覆われた。そのせいか放射がまるでおきず、昼頃からずっと暖かい。狭い屋内では暑く感じるほど。日が落ちた頃から風が吹き始め、深夜に差し掛かる頃には強風が吹き荒れ、わずかに雨が降ってきた。
 買わずに後悔するよりも買って後悔しろ、という言葉がある。主に収集癖の強いオタク層に向けられる言葉なのだが、しかし、買って後悔することなどあるのか?、というのが風鈴製作者の見解だ。
 この手の話は、そのときでなければ手に入らない物品を、無理をしてでも買っておくかどうか、という状況で用いられる。だが、本当にその場でしか手に入らないようなものは大抵、他にも欲がっている人がいるものだ。いらなくなったら、そういった人物に譲渡すればよいだけだろう。


 多分、そういった発想が希薄だからこそ、買って後悔、という言葉が存在するのだろうが、しかし現代ではたとえどんなに人間関係が希薄であろうとも、誰かに譲渡する手段などいくらでもある。…それすらも面倒だと思うならば、そのまま後悔し続けるか、またはそのフリをしていればいいだろう。