風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その329+347)

『どんなに大きな勢力を誇ろうとも、数字に表されるモノは全て盛衰する』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 オレは暗黒の世紀を終わらせる男だぜっ!(挨拶@ビィト、どこへゆく!?)


 昨晩遅くから雨が降り始め、昼過ぎくらいまで降っていた。それ以降は曇り。気温はそれほど高くはなかっただろうが、高湿度だったのだろう、屋内に入るとやや蒸し暑い場面も。
 何やら月刊少年ジャンプが7月号で休刊するようだ。週刊の方と比較すると、やや目立たない感じではあったが、しかし毎月、どこのコンビニに行っても、必ず入荷されていた辺り、月刊少年誌としては、いまだその勢力は大きいことだろう。
 しかし今、このときに休刊に踏み切って、新たな雑誌を発刊することは、そう悪いことではないと考える。ここ1〜2年で月刊少年誌は相当数増加している。良く言えば群雄割拠(悪く言えば乱立だが)の時代に入っているわけで、実際、各雑誌の内容についても、粗製乱造と言うほどには酷くはない(人気同人作家や過去の人気作家を集めて構成している雑誌が多いので当然と言えば当然だが)。ゆえに月刊少年誌というジャンル内で、少なからず体力の残っているうちに改革を行うのは間違ってはいないだろう。


 月刊少年ジャンプには、やや時代の流れについていけていない感があったので、ここで一旦惰性的な流れを断ち切る、というのが集英社の目的ではなかろうか。こういう変化を求める声が出るうちは、まだ消えてなくなったりはしない。そこには引き上げようという意志があるからだ。本当に消え往くものとは、たいてい突然消えるのではなく、フェイドアウトするものである。