風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その318+347)

『商売とは客の立場を想像して行うべきである。そうしなくてもクレームが付かないのはボランティアくらいだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 はい、この世で一番美しいのは、どんな美であろうと映し出すことのできる私です。(挨拶@鏡)


 引き続き晴れ。しばらくぶりに冬らしい日で、朝は冷え込みが厳しかった。そろそろ日の出も早くなり、つい半月ほどまでは日陰になっていた場所が、同じ時刻で日が当たるようになっていたり。
 先に言っておくが、ボランティアを貶しているのではない。あくまで、ボランティア活動を享受している側は、そう露骨にクレームをつけたりはしない、という程度の意味で言っている。
 それはそうと、今日、母にそろそろ公開終了しそうな映画のチケットを渡され、どこならまだ上映しているか調べて欲しい、と頼まれた。どうも自分でもネットで調べようとしたが、イマイチ分かりづらかったらしい。
 さっそく検索をかけて調べてみると、なるほど、どこでいつまでやっているかの一覧は発見したが、それを辿って各劇場のHPにアクセスすると、途端にその先が煩雑になる。まず、大抵のリンクは各劇場を運営するグループのTOPページに跳ぶため、自分の住んでいる地域の劇場を探して選択しなくてはならない。そして条件にあった劇場のページに行くと、その後は見たい作品探し、作品の上映時間確認、劇場への経路確認を行うことになるだろう。つまり最低限の情報を得るだけでも、4回以上リンクを探してクリックしなくてはいけないのだ。――――なんでTOPページにページ内検索を置いてないのだ?
 ネットを扱い慣れている人間ならともかく、そうでない人はあまり面倒だと投げ出す可能性が高い(特に目の悪い人にとっては画面上が細々しすぎていて辛い)。今回の例で言えば、TOPページで地域や作品タイトルという複数検索を用意して、それに対応したページを作製すればいいだけの話である。


 他にどんな映画を上映しているかなど二の次だし、そういった情報が欲しければ、それはそれで調べるだろう。宣伝行為にかまけて、客の求めているものとのズレが生じている好例だと思われる。(※全てのHPがそうだと言っているわけではない。ちゃんと検索が設置されているところもある)