風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その312+347)

『気象とは局所的な現象を指すのではなく、全体の変化を読み取ることをいう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ウチの近所は裸コートの男が出る。(挨拶)


 また快晴。暖かい、というかすでにこの季節にしてはやや暑いのレベル。寒いなどと感じる余地がないほどの暖かさ。15℃以上は確実。多分17〜18℃はあっただろう。4月の陽気ではないか、コレは?天気図を見ると、冬だというのに南高北低…つまり夏の気圧配置。エルニーニョ、ここに極まれり。
 今年の冬が暖冬であることはすでに事実として疑いようのないことなのだが、どうも勘違いしている人がいるようで、温暖化と直結して考えている人がまま見受けられる。
 確かに地球全体として、徐々に(自然科学的には急激に)気温は上昇しているのだが、今年、この国が暖冬なのは、エルニーニョ現象による影響で、大気の循環が変化し、暖かい空気がこの国の上空に入りやすい(逆に寒い空気が入りづらいと言うべきか)状態にあるだけの話であって、けして大気全体の温度が数℃も上がったわけではない。


 この程度のことは中学校で教わった分野のはずだし、TVの報道(教養)番組でも度々やっていると思うのだが、それでも分かっていない人が多い。何故だろう?確かに人は見聞きしたことをあっさり忘れてしまうものだが、気象は自分たちの生存空間の話なのだ。もう少し覚えていてもよさそうなものだが…。(自分たちとは関係ないこと、などと思ってはいないと信じたい)