風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その311+347)

『“次世代”とは、未来を感じさせるものであるべきだ。故に性能向上程度に留まるならば、それはバージョンアップに過ぎない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 今回はゲーム機のことではありません。(挨拶)


 朝方、酷く冷え込んだが、日中はポカポカ陽気。各地で梅が例年よりも1〜2週間ほど早咲きしているらしい。近所の公開された庭園があるので、近々見に行ってみようかと思う。
 そう遠くない未来に発売されるであろうと思っていたものが、いよいよ発表された。巻き取り式ディスプレイ搭載型モバイルだ。(詳細
 現状、グレースケールのため、一般の人々の関心を引くのは難しいだろうが、本来こういうものこそが次世代的と呼ぶべきものだ。現在、モニタはCRT(ブラウン管)から液晶やプラズマなどの薄型の製品に移行しているが、所詮あれは一種のバージョンアップに過ぎない。固定された平面に映像を映し出すという点でなんら変わるものではない。
 モニタが巻き取れるというのは、単純な収納力の向上以外にも、物理的な衝撃の回避や破壊の危険性を減らすことに繋がる。この製品のように携帯モバイルのモニタに利用すれば、落下による破損のリスクは格段に減るだろう。


 現在、このような巻き取り式モニタはこの国でもNHK放送技術研究所などで研究されている。おそらく15年以内には商用として堪えうるものが発表されるのではないだろうか。――――でもすぐに3Dホログラフィが登場しそうだけどね。