風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その310+347)

『計算しながらも、違和感なく、意図どおりに人を笑わせる難しさは、他人の感情誘導の中でも一、二を争う難度を誇る』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 着ぐるみ纏ったり、いろんなことしてました。(挨拶@所さんの目がテン!


 晴れ。最低気温は少し上昇。…変化に乏しく、あまり天気に関しては書くことがない。とりあえず暦上は立春である。
 日本TVアナウンサーの大杉君江氏が亡くなったことを知り、少し心揺れた。同時に惜しい人を亡くしたな、とも。
 風鈴製作者的には旧姓の、鈴木君江氏、という印象が強い。とても強い。何故なら、風鈴製作者にとっての彼女は、『所さんの目がテン!』という番組のアシスタント、というイメージが圧倒的だからだ。
 実のところ、風鈴製作者はあの番組をかなり初期から観ている(少なくとも、番組HPの歴史の項目にある『夏休み特集 屋久島』は記憶にある。その後、1999年くらいまでは頻繁に観ていた。矢野左衛門とか面白かったなぁ…)。だから鈴木君江氏といえば、たまに可笑しな言動・行動を取る面白アナウンサーだった。
 今にして思えば、あれはかなり計算されたコメディだったのだと分かる。ああいったことが、不自然さを感じさせずにできるキャラクター性は稀有だ。あえて言うならば、ドリフターズの全員集合の手法に近いだろう。大杉君江氏が他の番組でどのようなキャラで通っていたのかは知らないが、きっとその番組の趣旨に沿った、素晴らしい仕事をしていただろうと確信できる。そういう人物を亡くしたことは本当に惜しいことだ。


 風鈴製作者は大杉君江氏も含め、5人しか女性アナウンサーの名前を知らない(知らない、というよりは覚えていないが正しいか)。個人的にほとんど興味がないのもあるが、何より印象に残らない人が多いのだろうと分析している。名前を覚えている人は皆、何らかの能力に優れていると認められる人たちだ。やはり優秀な人間は印象に残るのである。