風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その281+347)

『確かに世界は自分のものだ。しかし全てが自由になるわけではない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 いでよ、へんなのー!(挨拶)


 朝から雨だったが、今日のところはさほど降っていない(あくまで東京での話)。気温は低く、あまり上がらなかった。
 新年会の時期なので、風鈴製作者の周囲の人間もそれらの宴会予約に奔走している姿が見受けられる。
 風鈴製作者個人としては、そういったものにあまり参加しない。けしてアルコールを受け付けないわけではないが、そういった行為に消費される時間に対して、得られるものに、さほどの魅力を感じないからだ。それだけである。
 だが、世間にはそういった行動を許さない人種が存在し、アルコールを一切受け付けない人も、強制的に参加させようとすることすらある。まるでそうすることが義務であるかのように振舞い、周囲を巻き込もうとする様は、見ていて気持ちのよいものではない。何をどう考え、どう行動しようとも自由だが、他者の自由を侵さないのは前提条件だ。


 風鈴製作者が見ている限り、そういう人種は徐々に減ってきている。あと20年もすれば、お酒を挟まなければコミュニケーションを取れないような理不尽な状況は払拭されるだろう……と思うのだが。