風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その275+347)

『どんな趣味を持っていようと自由だ。しかし他者が関わった時点でそれはあらゆる意味で制限される』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 自転車に乗って走る〜。(挨拶)


 ここ二日間と比べると、少し雲が出ていたが、それでも充分に快晴。日中、風が弱まったため、とても暖かく感じられた。
 (通じる人にだけ)というわけで、三日目。まあ、結果から言うと、予定通り。ちょっと自分の想定力が誇らしくなったり、ならなかったり(どっちだ)。
 ただ、気になったことが2つほど。
 まずひとつは会場前のこと。あるビルの二重扉のあいだでたむろしていた参加者が、ビルの警備員の方に追い立てられているのを見かけたのだが、そもそも何かしらの店舗として営業しているわけでもない建築物に勝手に入るのは、不法侵入だ。本来は敷地内に入るのもマズイはずである。カタログに書かれている、各所からの苦情、とはこういうところから届いているのだろう。
 もうひとつは、会場内でコピー本を作っているサークルがいたのだが、当初11時配布開始と告知していたものを、どんどんと繰り下げ、13時半になっても、まだ紙を折り続けていた。「余るほど作るので、もうしばらく時間を潰してきてくださーい」とか言っていたが、風鈴製作者はその時点で見限った。別に腹が立ったわけではない(カチンとはきたが)。どちらかというと呆れたのである。きっと、そういうことが平気で言えるくらいには自分たちの本に自信があるのだろうが、もちろんそんなことをしていれば読者は自然に離れていく。損をするのは自分たちだ。


 こういった点で、オタクと呼ばれる人種が社会性に欠ける、と言われるのは、そのオタクそのものである風鈴製作者にも分かる。実際、そういう配慮に欠ける人物が多いのは事実だ。(※別にその原因が漫画やアニメ、ゲームそのものにあるとは、まったく思わないが)