風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その274+347)

『一見、失敗しているからといって、それで諦めたかと思うのは、楽観というよりは怠惰だ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 某中東の国は早まったと思うんだ。(挨拶)


 だいたい昨日と同じような天気。晴れてて寒くて、そして乾いている。昨日、長時間屋外にいたため、少し日焼けしたついでに、唇の周りがガサガサに。リップを買うか検討中。
 昨日、たったひとつの判断ミスを除いては、同人誌以外の目的は果たしたので、今日はお休み。ネットで適当に情報確認をしたり、某巨大掲示板の実況で現場の状況を傍観していたら、唐突に例のお髭の老・元大統領が死刑執行されたというニュースを目にした。
 先に書いておくが、別に他の国のことなのであまり興味はない。例えそれが判断ミスだと思おうと、一国家が国の判断として行ったことに対し、真っ向から反発するような権利はないし、個人にはそれだけの発言力もない。だからこれは独り言である。
 どうせどこのメディアでも言うことだろうが、確実に今回のことを口実にテロに走る武装集団は出てくるだろう。ただ、それはけして元大統領を本気で崇拝している人々が引き起こすのではない。あくまで、それを契機に行動に出る集団がいる、という話だ。
 “内乱”と称され始めた亡国の現状を見るに、テロ集団はひとつの統一された思想の元に動いているわけではない。もっと散発的で、各々、独自の判断で動いているように見える。もちろん根底には宗派というものはあるだろうが、確固たる統一的絶対的指導者は、端から存在しないのだろう。つまり、いくら小組織を潰し、そこから根底にあるものを探ろうとしても、途中で途切れてしまう。結果、テロの撲滅には至らない。それが某国における、現状を作り出した根本だろう。


 よって、今回のことは、テロの増加の原因にこそなれ、けして減少には繋がらない。個人的には某国の一般市民の方々には可能な限り被害が及ばないよう、せめて現状を維持できれば、と思っている。しかし、それを望むのは難しいところだ。まだまだ、あと30年以上は、あの国は宗派対立問題を抱え続けるだろう(正直、まだジャスティスの国は干渉を続けるだろうし)。