風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その257+347)

『欲求のためですら努力できない者は、もはや生物ではない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 秘剣、って一撃必殺じゃないとダメだよね。(挨拶@二度目はもう“秘”剣じゃない)


 昨日と似たような天気で、朝は曇り、後、雨だった。しかし今日は降った時間が少し後ろにスライドし、止んだのは19時過ぎだった。気温は昨日よりもおそらく数℃高く、まったく寒くない。
 なにやらDQシリーズ最新作がDSで開発されるとのこと。外伝モノがではない……DQⅨがである。
 先に断っておくが、風鈴製作者はソフトの開発・販売はあくまで商売であり、今現在、一番売れているハード向けに開発するのは当たり前だということは解っている。だが、今回はあくまでⅠからⅧまでを一通りやり倒している一プレーヤーとして書くことにする。
 今まで聞いた限りで、アクションゲーム的側面を持たせたり、WiFiを使って同時4人プレイによる合同戦闘などが構想としてあるようだが、RPGにカテゴライズされているDQにおいて、そんな時間ばかりがかかる要素を加味して、肝心な物語内容が薄くなりはしないのか、という点がまず疑問だ。ましてや、ハードがDSという携帯ゲーム機であり、容量の問題からもその不安は尽きない。
 そして、なぜRPGで同時プレイなど試みようとするのかが、理解に苦しむ。ROなどの、オンラインゲームのマネなのだろうか?だとすれば、オンラインゲームとゲームソフトにおけるRPGの違いをまったく理解していないとしか思えないし、第一、二番煎じでしかない。これまで、DQは基本的に“人々を苦しめる魔王を倒す”という究極的目的があるゲームだった。仮にⅨにおいてもそれを踏襲するのであれば、オンラインゲームのような完全協力プレイは最終的に不可能だ。魔王は一人(一体?)きりだからである。
 個人的には、DQはあくまで冒険モノであって欲しい。まずは一人で旅立ち、徐々に集まり仲間たちと共に、様々な苦難を乗り越え、魔王を倒す。こういった、ある意味でけれん味に溢れる大冒険をしてこそのRPGではなかろうか。一部のプレーヤーがせこせこ集まって協力プレイなど邪道だろう(※あくまでRPGとして見た場合の話である)。


 ここで宣言しておくが、DQⅨが風鈴製作者の今思っているようなものなら、売り上げ本数はまるで振るわないだろう。旧来のプレーヤーの望むものでは、まったくないからだ。新規の顧客を開拓するのは商売の基本だが、古参の人間を軽んじていると、その商品が築いてきたブランドそのものを失うことになる。そして、大抵の場合、そのことに気付いたときには、すでに古参客は離れているものである(例:F○12)。さてさて、どちらに転ぶのやら…。


追記
 また一歩、PS3は追い詰められたのでしょうか?