風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その238+347)

『強固な集団意識を持った組織に属していると、心は頑なになる』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 でっかい電気は秋葉バラバラ。(挨拶)


 昨夜の雨は上がり、晴れ渡った。自宅にある桜(染井吉野や八重ではないナニカ)はそろそろ完全に葉を落とす。銀杏はまだしばらくは生い茂っていそうだ。
 帰宅時、誰かが線路内に立ち入ったことが原因で、電車が一時ストップした。まあこんなことは都会では日常茶飯事なので、別に気にするほどのことでもないのだが、それにしても不思議なのは、何故、わざわざ線路内に侵入するのかである。
 おそらくは自殺しようとして(愉快犯や単なる落下もあるだろうが少ないだろう)、事前にホームから線路に降りた人間なのだろうが、それにしたところで、周囲の人間の目がある。誰かしらが自殺を止めようとするのは必然だろう。
 となると、その人物の目的は、自殺そのものではない、ということになる。周囲への、自分はこんなに苦しいのだ、というアピールである可能性は高い。


 目立つ自殺を選択する人間は、少なからずそういう心理があると思う。単に現実からの逃避を目的に死ぬのなら、もっと誰にも邪魔されず、成功確率の高い方法を選ぶだろう。助けて欲しい人が、目立つ行動を採るのである。