風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その225+347)

『辛いことを一時的に忘れることは、別に逃避ではない。しかし自虐的だとはいえる』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 これは、遠い昔の物語。(挨拶)


 しばらくぶりに雨。日中、シトシトと降っていたが、しかし日没後、しばらくして止み始めた。
 昨日書いたとおり、同僚がバラバラに配属されるため、当然のように飲み会が設定された。風鈴製作者も一応参加の予定だったが、しかし急遽、より優先度の高い用事が発生したため、顔だけ出してすぐ撤退した。
 その際に、出席した面子を確認したのだが、以前に転属になっていた人間や、更には既に退職した人間までもがいた。いや、別にそのことに文句はないが、しかしこの世には好きこのんで、様々な場所に顔を出す人間がいるものである。


 残念ながら(全然、残念じゃないけど)、風鈴製作者はそういうタイプの人間ではない。暇である限り、そういう席に誘われれば出席するし、そうでなければハッキリ断る主義だ。けして宴会を最優先したりはしない。しかし、世の中にはそういったスタンスを断固否定する人もいる。とても不自由な人間なのだろう。