風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その203+347)

『専門分野が細分化すれば、教育はより先鋭的にならざるを得ない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ヘタレメガネはどこへ行く。(挨拶@妖幻の血


 晴〜れ〜。相変わらず暖かいが、どうも北海道北部では雪が降り始めたようだ。冬は着実に近づいている。
 最近の週刊少年漫画雑誌は、割りと頻繁に取材と称した休載をしている。しかし、おそらく現在の子供たちは想像もつかないだろうが、かつての週刊少年漫画雑誌といえば、作家殺しの代名詞と言えるほどの、殺人的労働を強いていたものだ。
 特に某ジャ○プが、600万部を達成していた時代などは、盆や正月などで雑誌そのものが休刊であるとき以外は、休載することなど言語道断といった様相を呈していたのである。そして、体を壊して、長期療養が必要、となった場合、強制的に打ち切られた作品すらあった。数ヶ月に渡り休載して、無事、復帰できた作品など『キン肉マン』くらいではなかろうか。そして、…あまり言いたくはないが(じゃあ言うな)、過労で若くして亡くなった方も数人いる。


 それに比べると、現在は長期休載しても、ちゃんと復帰できる傾向にあるし(必ずできるわけではなかろうが)、本業以外の仕事が忙しい場合でも、休載できたりしている。
 漫画家の労働量を考えると、たまに休むくらいは妥当だとも思う。労働条件的にまともになった、というだけの話だ。…しかし、ただ単に、有能な作家が減ってきたために、逃げられないように甘やかしているだけ、という説もある。さてはて…。