風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その176+347)

『出入り口はどこにでもあり、また物理的なものに限らない。電信、ネットワーク、そして“時”の中にもそれはある』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 とても興味深い。いえ、あなたが。(挨拶)


 晴れ時々曇り。いや、曇り時々晴れ、か?やや風が強く、とても涼しい。朝方はひんやりしていた(風鈴製作者が、ではない)。
 多くの人の場合、出入り口とは予め設けられているものでしかない、という認識を持っていると思う。しかし実際の問題として、人間が足を踏み入れることのできない場所は、既に存在しない。やろうと思えは、どんな場所でも進んでいけるものだ。ただ、それが合理的、あるいは経済的かどうかによって、実際にやるかどうかが違ってくる。ただそれだけのことでなのである。


 それをふまえて、ここで問題。出口の存在しない閉鎖空間にあなたは閉じ込められました。その空間は、けして外部に抜ける穴を作ることはできません。ただしそこでは飢えることはないし、寿命も無限に与えられます。さて、ここから出るにはどうしたらよいでしょう?(答えは明日)