風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その152+347)

『害虫や害獣に悪意はない。彼らはただ生きているだけに過ぎない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 功徳が足りん!(挨拶)


 晴れ間もあったが曇り。昼間、一時激しく雨が降ったらしいが、個人的には被害はなかった。
 東京は地方在住の人が思っている以上にネズミがいるもので、暗くて、少し湿っていて、暖かくて、それでいてある程度の食物がある場所ならどこにでも居る(デパ地下の隅なんて絶対居るに違いない)。それをふまえての話。
 今日、某所でたまたまネズミ捕獲用の粘着シートが仕掛けられているのを“見つけて”しまった。どうも随分前に仕掛けられたものらしく、その場所の誰もから忘れられていたものだ。そこに――――ミイラ化した子ネズミ×2が…。
 別にネズミを駆除することに異論があるわけではない。彼らが不衛生であることは事実だし、そういったものを排除しなければならないような場所(人間の住んでいる場所はほとんどそうだが)ならば、仕方のないことである。
 しかしだからといって、いつまでも死骸を放置しておくのはどうかと思う。罠を仕掛けておいて、忘れてました、は無しだろう。彼らが勝手に棲みついているように、人間だって人間の都合で彼らを殺処分しているのである。せめて速やかに埋葬してやるのが筋ではなかろうか?……第一、不衛生だし。


 ちなみに風鈴製作者は長らく東京に住んでいるので、彼らの姿を見ても、なんとも思いません。ついでに日常生活で彼らを見かけても、基本的にスルーします。だって別に襲い掛かってくるわけじゃないでしょう?