風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その132+347)

『他者への思いやりを声高に口にすること自体が、思いやりを欠いている。黙ってやる。それが思いやりだろう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 みぃ、あぅ、にぱー。(挨拶)


 台風一過で晴天猛暑。誰か、この暑さをどうにかして下さい。それだけが私の望みです。
 色々と多忙だったが、これといって、特に書くようなこともない一日――――だったが、最後にちょっとヘンなことが。
 スーパーで買ってきた手作り惣菜のパッケージが二重になっており、下のものが上のものよりも24時間、消費期限が前になっていた。要するに昨日の売れ残りを、品質表示を一日ごまかして売りさばいていたわけだが、まあ別にそれでも元々、期限が切れていたわけではないので、さほど気になることではない。
 しかしこういったことを極度に気にする人間もいるわけで、ある意味、無用心だな、と思う。機械でパッケージングしているのだろうから、その精度は抜群であり、ラップに貼られていた商品表示も実にピッタリ重なっていて、まったく気付かなかった。だが、機械でしっかりと閉じられている分、二重になっているパッケージを同時に剥がすのは困難であり、ほぼ確実にごまかしがバレるような状態だったのである。…控えめに客を挑発しているのだろうか?ジャブ、ジャブ!


 風鈴製作者はあまり知らないが、こういったことは日常的に、どこででも行われているようだ。しかし営業成績が苦しい店舗ほどこういう行為に走りやすいかというと、そうでもない。結局、自分たちの仕事に誇りを持っているかどうかの問題なのだろう。