風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その124+347)

『子供の頃に習ったことは、あくまでその時点での話である。学び直すべきことは多い』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 まいったまいった、竜雷太。(挨拶)


 晴れ時々曇り。朝は涼しかったが、昼を過ぎた辺りから高温多湿に。明日はこのままもっと暑くなるらしい。夏なんて、嫌いだ。
 この季節になると電力消費の話題が聞かれ始め、TVCMでは「じゃん」と「電気を大切にね」が口癖のお姉さんが活躍する。
 風鈴製作者が子供の頃、日本の電源構成は、60%ほどが火力、27%ほどが原子力で残りが水力とその他だった。その後、二酸化炭素排出量や石油の採掘量の問題から火力は55%ほどに減り、水力も数%減り、その分、原子力の割合が増えている。
 これだけ書くと、そんなに変わったようには見えないが、しかし火力発電の内訳は劇的に変わっている。何しろ、石油による発電量(日本全体の10%ほど)の倍くらいを石炭で発電しているのだ。昔はまったく逆で、石油だけで原子力と同じくらい発電していた。それだけ石油の産出量が危ぶまれているということである。


 しかし、ちなみに言っておくと、石炭による発電は、石油で同量の電力を生産したときよりも、33%くらい多く二酸化炭素を発生させる。――――アレ?実はあんまり環境は重視されていない?