風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その112+347)

『人間は成長するほどに単純化していく』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 我は此処に在り、安らかに世界を受け止める
 彼は遠くに在り、緩やかに世界を書き換える


 この意志は地に這う獣に相応しく
 この理想は水に漂う双魚に似て自由


 その意志は天を往く陽光に並び
 その理想は闇に浮く月光ほどに遠い


 我は完全なる者
 彼は完全なる者


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