風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その95+347)

『ある種の犯罪抑制のために、何らかのスケープゴートが必要だと考えるのは思考が原始的だと言わざるを得ない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 もはや絶対冷凍破(テスタメント)が見せ技でしかねえ!(挨拶@BASTARD!!24巻)


 更に晴れ続ける。朝は、暑くなるかな、と思ったが、しかし夕方には涼しい風が吹く。北側の冷気が入ってきている証拠。きっとどこかで急激に雨雲が発生しているだろうが、しかし東京はまだ降りそうにはない(現在19:10)。
 例のウィニー開発者の論告求刑公判が3日、京都地裁であった。罪状は著作権法違反幇助罪で求刑は懲役1年らしい(記事はコチラ)。まあ、おそらくは執行猶予がついて何事もなく結審するだろうが、しかし何故に彼個人がこんなことになっているのだろうか?
 彼の作ったソフト自体には何の違法性もないのは明白なのだから、やはり罪に問われるべきはソフトを使用し、著作権が明らかなコンテンツを流出させた(させている)人物であるべきだ。だいたい、著作権侵害ウィニーが利用されることを意図して開発・公開したことは明白、というが、ではCDやDVDのコピーガードを外せてしまうようなソフトを販売、あるいは公開している者はどうなのか。そういったことをしている企業・団体・個人を全て裁かなくては、到底筋が通らないだろう。


 結局のところ物事の筋など度外視されているのは明らかで、彼は単にイケニエなのだ。ウィニー関連の事件では、警察や自衛隊からも情報流出が起こったりして、数あるファイル交換ソフトの中でも非常に目立った。だから、ちゃんと取り締まってますよー、という姿勢を見せるには手ごろな標的だったと思われる。