風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その51+347)

『叱るという行為を、意味もなく怒気を含ませて行うことは無駄なことだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 そして時は動き出す。(挨拶)


 早朝からずっと快晴。湿度は低く、すごしやすい一日。
 小中学校の理科の実験教材で、必ずと言っていいほど誰もが使ったことがあるもののひとつにドライアイスがある。多くの場合、これを水に溶かして炭酸水を作る等の実験をするのだが、実は存外コレは危ない代物だ。
 ドライアイスとは要するに二酸化炭素が固体状になっているもので、気体になると膨大な容積となる。この現象を利用すると簡易的な殺傷兵器が作れるのだ。
 仮に500mlのペットボトルに水を半分程度入れ、50gのドライアイスを放り込み密閉するとしよう。すると当然二酸化炭素が発生し、内部の圧力は上がり続ける。――――さて、このようにしてドライアイスが全て溶けた場合、内圧はどの程度になるでしょう?


 ヒント/常温常圧下における二酸化炭素の密度は1.98kg/m³(水への水溶度は100gあたり0.145gなので無視してよい)


 これが近接した場所で爆発した場合、最悪死ぬことになるので絶対に試したりしないように。