風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その46+347)

『あらゆることはカタチを持った瞬間に有限となる。それは物体に限らず、情報や概念もまた同様だ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 2ch用語って、元ネタが多分野に渡りすぎだよね。(挨拶)


 昨日と似たような天気。しかし昼過ぎに一時雨だった……らしい。
 興味深い話と、どうでもいい話と、ヘェーな話。
 死者の髪の毛からダイアモンドを作る会社がオーストラリアにあるのだが(ライフジェム・メモリアル社)、この度、ベートーベンの遺髪を使ってダイアモンドを作ることにしたとか。(詳細)要するに髪の毛を燃やして、そこから取り出した炭素を圧着してダイヤにするわけだが、個人的には髪の毛のままの方がDNA情報等の観点から価値が保てそうだと思う。そもそもこの商売自体が、遺族や恋人が手軽に故人を身近に感じられる(身につけられる)ようにするために発想された物だと思うので、少し方向性を見失っているように思う。
 次。 ニッセンの通販カタログ『2006年夏号 いいもの発見術』で本物そっくりの犬のアクセサリが発売されている(詳細)。アクセサリといってもサイズは大き目のハンドバッグくらい――――というかその犬種に応じたそのままの大きさなわけで、しかも収納力や機能性はほぼ0。記事内の「背中にはファスナー付きの小さなポケットがあり、そこに携帯電話が入れられる程度が、収納の限界。その潔さ、かえってすがすがしいほどだ」という煽りにちょっと苦笑。どう考えてもただのビックリアイテムだろ、コレ。
 最後。フタバスズキリュウが新種だと断定された(詳細)。(“フタバスズキリュウ”が何だか分からない人は大長編ドラえもん第1作『ドラえもん のび太の恐竜』を参照のこと。)今まで種別がハッキリしていなかったこともそうだが、7mもある海竜がサメに噛まれて死んだらしいというのも知らなかった。まあ確かにありえないどころか普通に起こりそうなことではある。あの形からして言うほど泳ぐのは速くなさそうだし、サイズ的には現生の海洋生物でも勝てそうなものはいくらでもいる(シャチの群れに襲われたらひとたまりもなさそう)。単に風鈴製作者の恐竜=最強生物というイメージが過剰だったということだろう。


 情報サイトをちょっと徘徊するだけで無数の話題が飛び込んでくる現代という時代は便利だと思う。しかしTVと比較すれば幾分マシとはいえ、やはりいくらかの嘘と誇張はある。気をつけよう。


追記
 えーっと…『ハレ晴レユカイ』、オリコン5位だそうです。充分、この国の音楽は終わっています。