風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その346)

『リアリティと現実を混同してはいけない。演劇に必ず演出的嘘があるのと同じことだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ロボットの外観を人間らしくするのは、そんなに難しくない。(挨拶)

 
 朝から晴れていたが、少し寒さが戻っていた。夕方からは強風。ここ2週間ばかりこういった天気が多いような気がする。
 『PLUTO』第3巻を購入。主人公はゲジヒトではなくウランになっているような…。
 まあそんなことはどうでもいい。内容についてだが――――どうも出てくる人間のことごとくが短絡的かつ単純思考のように思える。逆にロボットは多くが何かに悩み、いつも渋い顔をしている。気の赴くままに行動しているのはウランくらいだろう。物語的にはリアルだが、現実感はない。良くも悪くもマンガ、という感じだろうか。


 多分、浦沢直樹氏はこういった表現を意図的にやっているのだろうが、しかしこの手の内容の物語を読み慣れている人にとっては平均的作品の域を脱しないだろう。まあ、まだまだ続くのだろうから、今後に期待するとしよう。(※つまらないわけではない)


PLUTO (3) (ビッグコミック)

PLUTO (3) (ビッグコミック)


私信:もう誰にも言わない。