風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その320)

『老いなければ解らぬモノもある。けれど幼くなければ解らないモノもある』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 というわけで出掛けて買ってきた。(挨拶@昨日の探し本)


 購入したのは『BLACK JACK NEO』。略してBJN。どこかの放送局みたいだ(ブロードキャスティングジャパニーズネットワークとか。でもコレって意訳すると日本放送連合会とかになるな…)。
 まあ、それはさておきブラックジャックネオの話。以下、半ネタバレ。
 元々、ブラックジャックは好きな漫画だし、作画が田口雅之氏というのも買った理由のひとつ。原作を手塚治先生としながら、ストーリー自体はほぼオリジナル。イメージ的にはかつてのブラックジャックから10年ほど過ぎた時間軸だろうか(元々あの漫画は時間軸を限定していないが)。
 権威主義に対する反発心は相変わらずだが、患者(人間)というものに対しより深く考察し、人体構造の神秘性や人間心理の不合理性にも懐が大きくなった感じ。やはり彼も歳を重ねて変化したということだろう。


 田口氏の画風・作風がダメ、という人も多そうだが、手塚先生のブラックジャックを知っている人ならぜひ読んで欲しい。お薦めする。


BLACK JACK NEO 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

BLACK JACK NEO 1 (ヤングチャンピオンコミックス)