風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その299)

『サービス業において客に理不尽な負担を強いるのはタブーだ(当たり前)』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 例えば会員制を用いているもの(レンタル業など)は年会費がこれに該当する。一律に同じ金額の年会費を払わせるのは明らかに不当だ。数多く利用する客が、より多くを負担するのが当然だろう。また入会金という制度もおかしい。なんで新規の客を遠のかせるようなマネをするのか、風鈴製作者には理解できない。長いスパンで見れば、そんなもの取らないで、バンバン会員を増やした方が長く生き残れるのは自明なのだから。(※昔は顧客名簿の管理などの問題があったのだが、現在はそういったものにはさして苦労はいらなくなった)
 最近はようやくそれに気付き始めたらしく、入会金や年会費を取らないところが多くなってきた。いい傾向だと思う。ようやく適正な経済社会に向かっていると実感できる。…まだまだおかしいと思うことは多いけどね。


 ――――今日、約二年ぶりに地元のレンタルショップでCDを借りた。ちょこちょこ覗いていたものの一度も借りてはいなかったのだが、知らぬ間に年会費と入会金を取らなくなっていた。そんなことが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ嬉しく思った、そんな日。