風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その271)

『震度Xになら耐える建築物とは言うが、実際やってみないと判らない場合が多い。またそれは建築以外の分野でも同じだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 さっき地震あったね。(挨拶@M4,9)


 風鈴製作者は専門家ではないが、建物を建てる際にはまず立てる場所の地盤調査からやるのだと思う。そこ段階で計測ミスや記録ミスが起きれば、それだけで欠陥住宅が出来上がる。それ以後も設計・資材発注・施工といった、いくつもの手順を踏むのであるから、その中で意図しないミスはいくらでも起きていることだろう(そのために検査機関があるのだが…)。
 更にはその時代の科学では、想定していない要素もあることだろう。故に完全無欠に安全なものなど有り得ない、と考えなくてはいけない。だから専門家は物品の耐久性にはある程度の余裕を持たせるのが普通らしい。厳密に考えすぎてはいけないのである。


 もし大きな地震が起きて、建物が倒壊したら、それは基本的には運が悪かったと考えるべきだと思う(余程、露骨な建築上のミスがあるなら別だが)。何でもかんでも業者のせいにするのはよくないことだと認識しておくべきだ。その上で責めるならば、それは問題ないだろうと風鈴製作者は考える。