風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その267)

『一部を見て全体を予測することは結構だが、ひとつを見て全て解った“つもりになる”のは愚かだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 アメリカの雪だるまって三段なんだってさ。(挨拶@頭/胴/足)


 ドクター中松氏が耐震構造計算書の偽装を見抜くためのソフトや、建物内の鉄筋量を詳細に調べることが出来る装置を開発したとか。詳しくは記事を参照のこと。
 別に誰がどんなシステムを開発しようが構いませんし、口を挟む権利なんて風鈴製作者にはありませんが、…でも最後の――


 建築物の鉄筋量を調べる器具『ドクター中松サーティファイヤ』を駆使して、建築物そのもので計算書通りなのかチェックするんだ!


――というのは……どうなんですか、専門家の人?
 だって『ドクター中松サーティファイア』というのが、どんな装置なのかは知りませんが(多分音波か何かで内部構造を調べる機械だと思うけど)建物全体をお手軽に調べられるようなものじゃないでしょう?…建物の一部分だけ調べて、何を安心しろというのでしょうか?こればかりは全体を調べないと、安心は出来ないのでは?(そんなこと簡単には出来ないけど)


 ドクター中松氏が優れた発明家なのは知っていますけど、結局このシステムは上辺の安心を与えて、安全だと確信した“つもり”にさせるものだと思うのですよー。